こんにちは。フラクタル心理学講師・カウンセラーの鈴木サヤカです。
前回のブログでも書きましたが、
子どもの頃から当たり前に自分がしていることって、なかなか気がつけないですよね。
行動の先に結果がありますから、当たり前にしている無意識の行動が望まない現実を作り出しているならば、すぐにやめたいですよね。
*前回のブログはこちらから*
今回のブログは、その続きで「自分の役割とその責任」について考えてみました。
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私たちは、日々の生活や仕事の中で、さまざまな「役割」を担っています。
その役割を意識し、責任を持って果たすことが、自分自身の成長にも、周囲からの信頼にもつながります。
社会での役割
新入社員であれば、まずは仕事を覚え、組織に貢献できるようになることが役割です。
まだ経験が浅くても「早く吸収しよう」「役に立ちたい」という姿勢こそが信頼を育てます。
一方、リーダーに任されたなら、求められる役割は大きく変わります。
自分の仕事だけでなく、チームをまとめ、方向性を示し、成果に責任を持つことが必要です。
「自分がやればいい」ではなく、「メンバー全員が力を発揮できる環境をつくること」こそ、リーダーの役割なのです。
子ども心と大人心の違い
フラクタル心理学では、人の心を「子ども心」と「大人心」に分けて考えます。
- 子ども心:「責任をとりたくない」「誰かに助けてもらいたい」という意識
- 大人心:「自分の立場を理解し、責任を果たす」という意識
同じ立場でも、この心の状態によって姿勢はまったく変わります。
たとえば新入社員のとき──
- 子ども心:「どうせ自分なんて役に立てない」「教えてくれないのが悪い」
- 大人心:「まずは自分から仕事を覚えよう」「どうすれば役に立てるか考えよう」
リーダーのとき──
- 子ども心:「みんなが言うことを聞かない」「自分ばかり損をしている」
- 大人心:「チームをまとめるのは自分の役割」「成果に責任を持とう」
責任を引き受けられるかどうかが、大人心に成長できているかの分岐点なのです。
家庭での役割経験との連動
実は、この「役割に対する姿勢」は、子どもの頃の家庭生活とも深く結びついています。
子どもの頃の役割チェックリスト
あなたは子どもの頃、こんな経験をしていましたか?
□ 自分でできることを積極的に増やしていった
□ 自分のやるべきことは自分でやっていた
□ できることが増えることで、家族の役に立った
□ 親の手伝いや兄弟への協力をした
□ (上の子なら)下の子の面倒を見た/家族に貢献する
□ (下の子なら)「やってもらう」のではなく自分でやり切る/家族に貢献する
👉 チェックが多い人ほど、「責任を持って役割を果たす」感覚を子どもの頃から育んでいます。
👉 少ない人は無意識に「やってもらって当たり前」の子ども心が残り、大人になっても責任を回避しやすい傾向があります。
大人になってからの役割チェックリスト
今のあなたは、次のように役割を果たせていますか?
□ 自分にできることを広げようと努力している
□ 自分のやるべきことを後回しにせず、自分の責任で取り組んでいる
□ 自分の力を発揮して、チームや組織の役に立っている
□ 周囲をサポートしたり、協力する姿勢を大切にしている
□ (リーダーなら)メンバーを育てたり導いたりしている
□ (メンバーなら)指示待ちではなく、主体的に動いている
👉 多く当てはまるほど、「大人心」で責任を持って役割を果たしている状態です。
👉 少ない場合は、まだ子ども心が優先している部分があるのかもしれません。
大人心を育てるアファメーション
チェックリストを通じて「まだ子ども心が残っているかも」と感じた人は、意識を切り替える一言を自分に伝えてみましょう。
- 「私は自分の役割を理解し、その責任を果たす力がある」
- 「私は役に立つ存在になり、周囲に良い影響を与えると決めた」
こうした言葉を繰り返し、自分の潜在意識にインストールしていくことで、少しずつ姿勢や行動が変わっていきます。
まとめ
役割を果たすことは、社会に出てから急に求められるものではなく、子どもの頃の家庭生活から続いている流れの上にあります。
そしてそれは、子ども心から大人心へと成長するプロセスでもあります。
👉 あなたは今の役割に、大人心で責任を持って取り組めていますか?
👉 子どもの頃のあなたの役割経験は、今にどうつながっていますか?
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