祖母の命日に思うこと
今日は、祖母の命日でした。
明け方、祖母が夢に出てきました。
会いに来てくれたような気がしたのに、あと一歩で会えず、すれ違ってしまったような感覚が残りました。
でも目が覚めたとき、
「ああ、見守ってくれているんだな」
と、胸の奥で静かに感じました。
祖母は、今思えばとても時代を先取りした女性でした。
当時、多くの女性が
「子育てが終わったら、孫の世話をして暮らす」
という生き方が当たり前だった時代に、
祖母は50歳を過ぎてから毎月東京へ学びに行き、
茶道の免許を取得しました。
家では鏡の前でお点前の所作を何度も繰り返し、
美しく見える角度や動作を研究していた姿が、今も強く印象に残っています。
「不器用な人ほど真剣にやるから、身につくんだよ」
とよく言っていました。
祖母はまさに、教育者であり、研究者であり、表現者でした。

もともとは華道の先生として活動し、
茶道・華道合わせて100人以上の弟子をもち、
地域の華道連盟の会長として、多くの人をまとめてきました。
祖母の指導は厳しく、お弟子さんが涙を流す場面も何度か見てきました。
それでも祖母のもとから離れる人はほとんどいませんでした。
厳しさの奥にある“本物の愛”と“本物の美”を、
皆が理解していたからだと思います。
私は、そんな祖母をとても誇らしく思います。
そして気づけば――
学び続けたい。成長し続けたい。自分の道を歩きたい。誰かの役に立つ仕事をしたい。
そう願いながら歩いている自分がいます。
その気質は、おそらく祖母から受け継いだもの。
その精神の流れを、今の自分が生きていると感じられることが、
今日は何より誇らしく思えました。

🌿 フラクタル心理学の視点から
フラクタル心理学では、
身近な人物は、自分の内面の一部を映し出している
と考えます。
今日祖母を思い出したのは、
私の中で「成長し続ける心」や「美を探求する姿勢」が
より強く動き出したサインなのだと思います。
祖母が夢に現れたのは、
“その道を、これからもっと歩いていきなさい”
という、静かな後押しなのかもしれません。
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