こじれるのは、邪心があるから? ――本質を見失うとき、人は苦しむ

頑張っているのに、なぜか空回りする。
行動しているのに、望む結果が得られない。
それは、心のどこかに“邪心”があるからかもしれません。

邪心があると、正しい方向へ力を注げなくなり、
無駄なところでエネルギーを使い、現実がこじれてしまいます。

邪心とは何か?

邪心とは、心の奥に潜む小さな欲のこと。

たとえば――

  • 損したくない
  • 得したい
  • ラクしたい
  • ずるしたい
  • 変化したくない

こうした気持ちは、一見すると誰にでもある自然な思いです。
けれど、それが行動の軸になっていると、
本来の目的を見失い、結果的に“こじれ”を生み出します。

「人のため」と思って動いていても、
その奥に「自分が得したい」「認められたい」という思いがあると、
心の波動は濁り、物事がスムーズに運ばなくなるのです。

心を高い次元に持っていく

こじれた状況をほどくには、まず“原点”を見直すこと。
原点とは、あなたの中にある純粋な意図のことです。

「私は何のために行動しているのか?」
「本当はどう在るべきか?」

この問いを自分に投げかけると、心に絡みついたエゴが少しずつ剥がれていきます。

「損したくない」「得したい」「ラクしたい」という思いは、
子どもの頃の自己中心的な世界の名残。
それをそのままにしておくと、視野が狭まり、現実がこじれてしまいます。

心を高い次元に持っていくというのは、
この未熟な思考を成長させることです。
目の前の出来事を、損得や好き嫌いのフィルターを外して、
「事実をそのままに見る」こと。

すると、世界はとてもシンプルになります。
必要なことだけが見え、どう動けばいいのかが自然と分かるようになります。

本質が見えると、対応は簡単になる

余計な感情をそぎ落としたとき、残るのは「今、何をすべきか」だけ。
「誰が悪い」「何が原因」といった思考から離れ、

「この出来事は、私をどんなふうに成長させようとしているのか?」
「どの選択が、社会の役に立つのか?」

と、心の方向が自然に変わっていきます。

本質が見えれば、悩みは減ります。
あとは淡々と、目の前のことに誠実に対応するだけです。

終わりに

こじれるのは、邪心があるから。
でも、それは悪いことではありません。
それは、あなたの心がもう一段階、成長しようとしているサインなのです。

邪心に気づいたとき、人は本来の目的に立ち返ることができます。
損得や評価ではなく、「どうすれば自分も、社会もより良くなるか」という視点へと、
意識の次元が上がっていきます。

心を少し高い場所に置くと、見える世界が変わります。
そのとき、あなたの選択は自然と“愛”や“成長”の方向に導かれます。

こじれをほどくとは、
自分の中の未熟さを育て、より成熟した意識へと進化すること。
それこそが、**本当の意味で「心を高い次元に持っていく」**ということなのです。

🌿 心を整え、人生をシンプルにしたい方へ

もしあなたが、
「何をしても空回りする」「頑張っているのに報われない」
そんな感覚を抱いているなら、
それは“心の方向”を整えるタイミングかもしれません。

私のセッションでは、フラクタル心理学をベースに、
無意識に潜む思考パターンを見える化し、
あなたが本来の力を発揮できるようサポートしています。

🌸 詳しくはこちらから
👉 【ストアカ講座】

あなたの中にある“成長する力”を、いっしょに目覚めさせましょう。

鈴木 サヤカ

鈴木 サヤカ

フラクタル心理学講師・カウンセラー
潜在意識の賢い使い方伝授
セミナー・講座・読書会等開催中

関連記事

RELATED POST

この記事へのコメントはありません。

PAGE TOP
MENU
お問合せ