こんにちは。
フラクタル心理学講師・カウンセラーの鈴木サヤカです。
先日の読書会では「責任」という言葉がキーワードでした。
かつての私もそうですが、女性は「責任をとる」ことが怖いと感じることが多いようです。
今回は、女性リーダーが必要とされているわけと、心の成長について考察してみました。
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近年、あらゆる分野で女性の活躍が広がっています。
管理職、チームリーダー、経営者、教育者…
「リーダー」と呼ばれる立場に立つ女性が、ぐっと増えてきました。
けれど、その一方でこんな声もよく聞きます。
「私にリーダーなんて無理です…」
「まとめるのが苦手で…」
「嫌われたくなくて、強く言えないんです」
あなたも、そんなふうに感じたことはありませんか?
目次
■ なぜ今、「女性のリーダーシップ」が求められているのか?
それは、時代が“共感”と“調和”を必要としているからです。
以前は「リーダー=強くて厳しい人」というイメージがありました。
でも今は、
- 人の気持ちに寄り添える
- 周囲との関係を大切にできる
- 育てる視点を持っている
そんな“女性らしいリーダー像”が、組織にも社会にも求められています。
■ けれど──「女性らしさ」だけではリーダーになれない
ここが、とても大切なポイントです。
共感力や調和性は、たしかに女性の強みです。
けれどそれが「子ども心のまま」で使われてしまうと──
リーダーとしては、むしろチームを弱くしてしまうこともあります。
🔸 子ども心での共感・調和は…
- 嫌われたくないから、意見を飲み込む
- その場の空気を壊したくなくて、本当の課題を見逃す
- 相手に合わせすぎて、自分が疲れてしまう
つまり、「いい人」にはなれても、導く力にはならないのです。
🔹 大人心での共感・調和は…
- 相手の立場も尊重しながら、自分の意見も伝えられる
- 必要なときは対立を恐れず、本音で向き合える
- 自分の軸を持ちながら、チーム全体の調和を図る
これこそが、成熟した女性リーダーに必要な“心のあり方”です。
■ 女性リーダーに本当に必要なこと
ここからは、女性リーダーに求められる要素を3つにまとめてご紹介します。
① 「心の土台」(=潜在意識)を大人にすること
リーダーとは、人の上に立つ人ではなく、人の前を照らす人。
そのためには、
- 感情に振り回されない
- 責任から逃げない
- 目的に意識を向ける
という大人心へのシフトが不可欠です。
② 自分の感情に責任を持つこと
他人の顔色で揺れるのではなく、
「私は今こう感じている」と冷静に受けとめ、
そのうえで必要な行動を選択できること。
これは感情の自己管理=心の成熟度に直結しています。
③ 共感と調和を“成長のため”に使うこと
相手を慰めるためではなく、“共に成長するための共感”を持つこと。
耳ざわりのいい言葉ではなく、
本当に相手のためになるフィードバックができること。
それが、本物の女性リーダーの優しさと強さです。
■ 最後に──あなたの中に眠っている“リーダーの資質”へ
「私にはリーダーなんて無理」
そう思っているあなたこそ、
“人の痛みがわかる”“寄り添える”という大きな力を持っています。
でも、それをリーダーシップとして使うためには、
「大人の心」に成長させることが必要不可欠です。
🌟 エンディングメッセージ
💠 「優しいだけの共感」では、チームは変わらない。
💠 「成長を促す共感」が、未来を動かすリーダーをつくる。
💠 あなたの中にある“本当の強さ”を、今こそ目覚めさせて。
■ 自分を成長させる方法のひとつとして
「心を成長させたい」「もっと自分らしいリーダーになりたい」
そう思ったときの選択肢のひとつが、フラクタル心理学です。
フラクタル心理学は、
単なる“考え方”ではなく、自分の無意識にある思考のクセや、幼少期からの影響を見つめ、修正していく実践的な心理メソッドです。
「自分を知る」
「過去の思考を手放す」
「未来を自分で創っていく」
そのプロセスは、まさにリーダーとしての“内側の軸”を育てる道でもあります。
■ リーダーとして「うまくいかない」と感じたときは…
✔ 思うように人がついてこない
✔ 自信がなくて動けない
✔ チームがまとまらない
そんなときは、
「あなたの心のどこかに、まだ癒されていない子ども心がいる」のかもしれません。
🌿 まずは、ひとりで抱え込まず話してみませんか?
私の体験会では、
フラクタル心理学の視点から、今の課題や無意識の思考パターンから
あなたらしいリーダーシップの在り方を見つけるヒントをお伝えします。
あなたがあなたらしく、
そして堂々とリーダーシップを発揮できるよう、心から応援しています。
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