こんにちは。
フラクタル心理学講師・カウンセラーの鈴木サヤカです。
「部下のミスに注意できない」
「嫌われるのが怖くて指摘できない」
「自分が上司なのに、なぜか気を遣って疲れてしまう」
──そんなお悩みを抱えていませんか?
実はそれ、単なる性格の問題ではなく、あなたの深層意識にある“過去の親子関係”が影響しているかもしれません。
この記事では、部下の機嫌を取ってしまう心理的な原因と、リーダーとしての本来の在り方を取り戻す方法を、フラクタル心理学の視点から詳しく解説します。
子育てやマネジメントにも通じる大切な視点です。ぜひ最後までご覧ください。
目次
🔍なぜ注意できない?その本当の理由
部下に対して注意できない人の多くは、
子どもの頃に親からのしつけや指導に反発していた経験を持っています。
その反発が無意識に残っていると、上司として注意しようとした瞬間、
“かつて親に反発していた子どもの自分”が心の中で再び怒り出します。
その内なる怒りが、「部下に反発されそう」「嫌われるかもしれない」という不安として表れ、
注意や指導ができなくなるのです。
つまり、本当は部下が怒るのではなく、自分の中の未解決な子ども心が反応しているだけなのです。
🪞部下=過去のあなた自身の投影
フラクタル心理学では、「現実は自分の内面の投影」であると捉えます。
注意できない原因は、過去に親への反発心を持ったまま大人になり、
いまだに「誰かを指導する立場」を受け入れられていない自分がいるから。
その未修正な心が投影され、
今度は「注意される側だった自分」が、「注意できない上司」として再生されているのです。
👪 子育てにも同じ現象が起きている
この傾向は、子育てにもそのまま表れます。
- 子どもに「やる?」とお伺いを立てる
- 子どもが「嫌だ」と言えば、それ以上は言えない
- 「自分で気づくのを待つ」というスタンスをとる
一見「子どもの自主性を大切にしている」ように見えるこの関わり方。
しかし、これが機能するのは、親自身が“親に従うこと”の価値を肯定的に体験している場合だけです。
反対に、親に反発したまま大人になった人は、「主導権を握ること」に無意識に罪悪感や抵抗を感じるため、
子どもにも部下にも、必要な関わりができず、結果的に“わがままな人”を育ててしまうのです。
⚠️ 注意できない人がやりがちな「すり替え行動」
注意ができない人は、表面的には“良い人”に見えますが、実は本質から目をそらす行動に出てしまいがちです。
たとえば、こんな行動に心当たりはありませんか?
- 人間関係のノウハウや心理学ばかり学び、「言えない理由」にしてしまう
- 「アサーティブ」「心理的安全性」を盾に、本音を伝えない
- 本人に言えず、チーム全体に曖昧なメッセージを出して済ませる
- 「本人が気づくまで待つ」と言って、実は介入を避けている
これらは一見「優しさ」や「配慮」のようですが、
実は自分が嫌われないための防衛行動であり、
その結果、相手の成長を妨げ、信頼関係さえも崩してしまうことがあります。
🎯 育てる側になるには、自分の内面の反発を手放すこと
本当に人を育てたいと思うなら、
まずは自分の中にある「親への反発」や「主導することへの恐れ」を手放すことが必要です。
それができたとき、
あなたは堂々と、優しさと厳しさを兼ね備えた「育てる上司」「導く親」へと変わっていけるのです。
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もしあなたが、
- 部下を育てたいのにうまくいかない
- 子どもにしっかり関わりたいのに自信がない
- 過去の親との関係が、今の自分に影響していると感じている
そんな思いを抱えているなら、
まずは自分の深層意識を見つめ直すことから始めてみませんか?
私が開催している体験会では、
フラクタル心理学の視点から、
- なぜ現実がうまくいかないのか
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を、丁寧にお伝えしています。
あなたが「育てる人」として生まれ変わる最初の一歩、
ぜひ一緒に踏み出してみましょう。
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