はじめに
私たちのビジネスの場や日常生活の中で、やらない言い訳をしてしまうことがあります。「忙しいから」「今は無理」「どうせ無理だろう」など、つい自分を守ろうとしてしまう言い訳。しかし、この言い訳が、実は私たちを疲れさせていることに気づいているでしょうか?疲れる人と疲れない人の違いには、言い訳をするかどうか、そしてその後の行動がどれだけ影響しているのかが大きく関わっているのです。
1. 疲れる人は言い訳を重ねる
言い訳をすること自体が、心のエネルギーを使います。「できない理由」を探し続けることで、脳はその分働き、無駄に消耗してしまいます。仕事でも、プライベートでも、「どうしてできないのか」を理由にして行動を遅らせることが、ストレスや疲れを増幅させます。なぜならは、「本当はやらなくてはいけない」と分かっているからです。
言い訳は一見、心の安定を保つための小さなお守りのように思えますが、実はそれが積み重なることで、やるべきことがどんどん先延ばしになり、後でその重荷が大きくなり、結局心身ともに疲れてしまうのです。その結果、仕事は進まない、他の人からは後れを取る、能力は上がらない、といいことはまるでありません。
2. 疲れない人は言い訳をしない
疲れない人は、言い訳をしません。そこでいちいちネガティブな感情を使わず、すぐに行動を始めるのです。言い訳をしないことで、余計なストレスや無駄なエネルギーの消耗を防ぎ、スムーズに物事が進みます。
言い訳をしない人は、感情に流されることなく、「やるべきこと」を淡々とこなしていきます。その結果、「やらなくてはいけない」という心と、「やりたくない」という葛藤が生じないので、余計なところにエネルギーを使わないため疲れにくいということです。
3. 言い訳は自分の子ども心の言葉
言い訳は心の深いところにある、私たちの子ども心が言っています。子ども心は、成長をしておらず、「面倒なことはいや」「ラクしたい」「誰かにやって欲しい」といつも思っています。そして、楽しく遊ぶことが大好きです。こういった子ども心は誰にでもあるのですが、言い訳が多い人は大人になっても、多くの子ども心がそのまま成長していないということです。
さらに、「できない理由」を探していると、次第に自分にはできない、無理だという思い込みが強化され、その思考が現実化し、本当にできない自分になってしまい、ますます疲れを感じやすくなるのです。
このままでは困りますね。
4. 疲れない人は「やる」ことに集中する
疲れない人は、感情や言い訳に振り回されることなく、やるべきことをやり続けます。どうしても気が進まないことがあったとしても、「やるべきことはやる」というシンプルな思考に徹し、言い訳を言う暇がありません。このシンプルな行動こそが、余計なストレスを減らし、日々の疲れを最小限に抑えるポイントです。これは、大人心が育っている人の特徴です。私たちは今、大人ですから、子ども心を大人心に成長させることが必要です。その結果、余計な葛藤にエネルギーを使うことが無くなり、疲れにくくなります。また、仕事に対するストレスも減り、効率も上がり、能力が増え、自己肯定感の向上につながるでしょう。
おわりに
やらない言い訳が疲れを生む一因であることがわかりました。言い訳をやめ、感情を乗り越えて行動することで、心も体も軽くなり、日々をより充実したものにできます。しかし、もし自分一人ではなかなか変化できないという方は、ぜひ私のセッションにお越しください。
私のセッションでは、あなたの現在の状況に合わせた具体的なアドバイスとサポートを提供し、行動に移すための第一歩を踏み出せるようお手伝いします。もし「自分を変えたい」「やるべきことに取り組みたい」と感じているなら、ぜひ一度ご相談ください。
あなたの新しい一歩を踏み出すためのサポートをお届けします。
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