こんにちは、佐野サヤカです。
「ありがとう」という言葉は、感謝の気持ちを伝えるだけでなく、良いエネルギーを引き寄せる力があると言われています。多くの方が、「たくさん唱えれば幸せになれるのだろうか?」と疑問に思ったことがあるかもしれません。
実際、「ありがとう」を唱えることはとても良いことです。ただし、その効果を十分に発揮するためには、いくつかのポイントと注意点があります。今回は、「ありがとう」を唱えることの意味、その効果、そして注意すべきことについてお話しします。
「ありがとうの前にすべきこと」の記事はこちらから
目次
「ありがとう」を唱えることの効果
「ありがとう」という感謝の言葉には、心を温かくし、前向きな気持ちにさせる力があります。その効果を3つ挙げてみましょう。
1. ポジティブな感情が増える
感謝の言葉を口にすると、脳内でポジティブな感情を活性化させるホルモンが分泌されます。これにより、幸福感や満足感が高まり、心に余裕が生まれます。
2. 人間関係が良くなる
「ありがとう」と感謝を伝えることで、相手との信頼感が深まり、人間関係がより良いものになります。感謝は言葉を通じて相手に伝わり、その効果が循環します。
3. 現実に対する捉え方が変わる
感謝の気持ちを持つことで、「自分は恵まれている」「支えられている」という実感が湧き、ネガティブな出来事の中にも前向きな意味を見つけやすくなります。
注意すべきこと
「自分のためにありがとう」を唱えない
「ありがとう」を唱えることは素晴らしい行為ですが、その動機によって効果が変わることがあります。以下のような場合には注意が必要です。
自己中心的な「ありがとう」
- 「たくさん『ありがとう』と言えば、良いことが起きるだろう」
- 「唱えれば幸せになれるはず」と期待ばかりに目を向ける
- 「ありがとう」を言えば、相手からもっと何かを貰えるかもしれない
これらの動機で「ありがとう」を唱えると、本来の感謝のエネルギーが自己中心的なものになり、効果が薄れてしまいます。特に、「相手がもっと親切にしてくれるだろう」「お返しを期待している」という思いがあると、感謝が取引のようになり、本来の純粋な力が発揮されません。
感謝の言葉は、見返りを求めるためのものではなく、純粋に「相手に感謝を伝えたい」という気持ちを込めて唱えることが大切です。
本当の感謝を込めた「ありがとう」の唱え方
純粋な感謝を込めて「ありがとう」を唱えるためには、以下のステップを意識してみてください。
1. 感謝する対象を明確にする
何に対して感謝しているのかを具体的に考えましょう。たとえば、日常の中での家族や友人のサポート、健康、自然の恵みなど、小さなことに目を向けてみることがポイントです。
2. 感謝の気持ちを深く味わう
ただ言葉にするだけではなく、その感謝の理由や背景を考えることで、気持ちをより深く感じることができます。
3. 「ありがとう」を丁寧に唱える
言葉を機械的に繰り返すのではなく、一回一回を大切に、感謝の気持ちを込めて唱えましょう。深呼吸をしながら唱えると、さらにその効果が高まります。
「ありがとう」を唱えることで気づくこと
「ありがとう」を唱える中で、自分自身の新たな一面に気づくこともあります。それは、「感謝が足りなかった自分」に気づくことです。
たとえば:
- 忙しい日々の中で、身近な人のサポートに気づいていなかった
- 自然や日常の中の小さな恵みに感謝する余裕がなかった
こうした気づきは、自分を見つめ直し、さらに感謝の気持ちを深めるきっかけになります。
感謝の力を引き出すサポート
もし「ありがとう」を唱えても心が追いつかないと感じるときや、「感謝の気持ちが湧かない」と悩むときは、潜在意識に目を向けてみることが必要です。そこに、過去の思い込みや勘違いがあるからです。あなたが今、ここに生きている。それだけで、本来は「ありがとう」なのですが、そういう気持になれないのには、大きな理由があるからです。もし、心から「ありがとう」を言えるようになれば、確実にあなたは幸せになれます。
私のカウンセリングやコーチングでは、感謝の気持ちに気がつくための潜在意識へのアプローチをお手伝いしています。忘れかけていた感謝の感情を再発見し、それを日々の生活に活かす方法を一緒に見つけてみませんか?
最後に
「ありがとう」をたくさん唱えることは、あなた自身と周りに良いエネルギーをもたらします。ただし、感謝の気持ちを伴わない自己中心的な目的で唱えるのではなく、心からの感謝を込めることが大切です。
「感謝の気持ちをもっと深めたい」「ポジティブな人生を送りたい」と感じたら、ぜひご相談ください。一緒に感謝の力を活かして、より豊かな未来を作り上げていきましょう。
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