「私はいい子だった」はウソだった。本当の自分を知ると生き方が変わる

「私はずっといい子だった」
つい最近までそう思っていました。いや・・・、そう信じ込んでいました。

でも、フラクタル心理学を学び、何度も自分と向き合う中で、ついにその記憶はただの思い込みだったと気づいたのです。


 

🌟一色先生の言葉

約1年前、フラクタル心理学開発者一色先生の講座で、こんな言葉をいただきました。

「自分をごまかしていたら真実は見えない。直面できない何かがある。自分が(深層意識で)何を考えているのかを知るのが怖いという状態だと、フラクタル心理カウンセラーとしての成長が止まってしまう」

この言葉が、私の中でずっと響き続けていました。
私はフラクタル心理カウンセラーとしてもっと成長したいと思っていましたし、解決できていない自分の課題にも真正面から向き合いたかった

だからこそ、私は心の中で強く誓ったのです。
「絶対に、直面できない自分を見つける!」

その思いを込めて、「ごまかし、ズル、美化、嘘をやめる」というアファメーションを何度も繰り返しました。
すると、ある記憶がよみがえってきました。

 


🌟父に叱られた思い出と記憶の改ざん

それは、幼いころ父に叱られた記憶。
母が私のわがままをなだめようとしていたのを、父がピシャリと止めたのです。
「放っておけ!」

当時の私は、母がご機嫌を取ってくれようとしているのを阻止する父に憤慨しました。
「なんでお母さんがご機嫌を取りに来るのがだめなの?お父さんが間違ってる!」と心の中で強く反発していました。

これまではこの記憶を「お父さんは正しい」という修正で終わらせていたのですが、この先の心理にに気づいてしまったのです。

 

「おそらくこれは5歳ころの思い出。初めて叱られてショックを受けた思い出だとすると、それまで叱られなかったということ。相当甘やかされていたのだ。でも、叱られたということは、それだけの理由がある。つまりそれだけワガママだったということだ!」

その瞬間、長年信じてきた「私はずっといい子だった」という記憶が、ガラガラと崩れました。
私は、「いい子」だったのではなく、
たまたま幼稚園や小学校で「いい子だ」と言われたことが心に残り、てっきりずっと前からいい子だと思い込んでいただけだったのです。(これがのちに、病気になったときの「私はこんなにいい人なのに、病気になるなんておかしい!神様なんていない!」という思考に繋がります。病気になったのにはそれだけの理由があり、その1つに根本的な傲慢さがひどかったということがある)



💛本当の自分を知ると生き方が変わる

このことに気づけたのは、一色先生の言葉を頂きそれに取り組んできたから。約1年かけてようやく辿り着いた答えでした。
自分の根本的な傲慢さに気づくのはとても大変だし、あくどい自分を見つけそれを真正面から直面するのはとても苦しいことかもしれませんしれません。
でも、それなしに人は本当の意味で変われないと、私は身をもって実感しました。

自分の本当の姿を知ってから、やっと私は「当たり前のことのありがたさ」が身に染みるようになりました。
💛当たり前だと思っていた親の愛
💛当たり前だと思っていた環境
💛当たり前だと思っていた、社会から与えられているもの

私は健康を害し、辛い思いをしましたが、自分の傲慢さを認めたところ、やっと心からの感謝の気持ちを体験することができ、それがきっかけで食欲が戻り、体力がつき、自分の想いを実現するような活動ができるようになったのです。

 

🔍 あなたにも問いかけたいこと

  • 「私は被害者だった」と思っている記憶はありませんか? 
  • 「いい子だった」は、本当に真実ですか? 
  • 見たくない自分を、美化や正当化で隠していませんか? 

💬 さいごに

自分の中にあるズルさ、傲慢さに直面するのは、根気や勇気がいります。
でも、それができたとき、人は本当の意味で自由になり、成長することができます。

私の体験会やセッションでは、こうした「心の美化」「隠れていた本心」に気づくサポートをしています。
「なかなか人生が進まない」「同じパターンを繰り返している」と感じている方は、ぜひ一度体験してみてくださいね。

佐野サヤカ

佐野サヤカ

ビジネスマインドコーチ
フラクタル心理学講師・カウンセラー
歯科医師

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