あなたは“選手タイプ”?それとも“監督タイプ”?──視点の違いが人生に影響する

最近、ある方と野球の話で盛り上がりました。その時、ふと自分でも驚くような気づきがありました。

その方は「好きな選手がいて、そこから野球全体、監督にも興味を持つようになった」そうなのですが、
一方の私は、というと…最初から「監督」が好きだったのです。

私は野球をプレーしたこともなければ、テレビ観戦に熱中していたわけでもありません。
けれど、なぜか落合博満監督野村克也監督のような、「監督」としての在り方に心惹かれていたのです。

なぜなのだろう?
その理由に気づかせてくれたのは、ある一冊の本でした。

一冊の本が教えてくれた“監督の面白さ”

その本は、海老沢泰久さんの『監督』という作品。
この作品は、当時弱小球団と呼ばれていた「エンゼルス」(モデルは現在のヤクルトスワローズ)をいかに立て直し優勝に導くか?ということが描かれている本です。
父が読んで居間に置いてあったものを見つけて何気なく手に取ったのが最初でした。

ページをめくるうちに、私はこう思ったのを覚えています。
「監督って面白い仕事だなあ」
選手の采配だけでなく、チーム全体をどう動かし、どう育て、どう勝利に導くのか──
その“戦略”や“人の育て方”に深く興味を覚えたのです。

後から姉にその話をしたところ、「私もその本、読んだことがある」と驚きのひと言。
実は姉も同じように“監督目線”で野球を見ていたのでした。

そして今思えば、父も母も姉も姉も経営者。私も、その端くれです。
この「監督目線」は、子どもの頃からすでに育まれていたのかもしれません。

フラクタル心理学的に見る「監督好き」の理由

私が学んでいるフラクタル心理学では、どう捉えることができるでしょうか?
この心理学では、
「思考は量が溜まると現実化する」と考えます。
つまり、子どもの頃から「監督っていいな」「人を育てるって面白い」「全体を見渡すって面白い」と思っていた私の思考は、
何年もかけて積み重なり、やがて現実として現れてきた──ということ。

さらに、父も同じような視点を持っていたとすれば、その古い思考が私たち姉妹に深層意識として受け継がれているということ。

ですから、姉も私も自然と「経営する側」「育てる側」「導く側」に回っているのは、ある意味で当然の流れだったのかもしれません。

“監督目線”で物事を見る人の特徴とは?

監督目線を持つ人には、こんな特徴があると感じます。

  • 全体を俯瞰する力がある
     → 現場の一部分だけでなく、全体の流れや配置を考えるのが得意。
  • 人を育てることに興味がある
     → 自分が前に出るよりも、人が力を発揮できるよう導くのが楽しい。
  • 戦略を練るのが好き
     → 「どうすればチームが最大の成果を出せるか?」をいつも考えている。

まさに、経営やリーダーシップに求められる要素そのもの。
だからこそ、「監督が好き」という気持ちは、私の今の生き方や仕事に、深くつながっていたのです。

◆あなたの得意なものは何でしょう?

興味のルーツをたどり、深層意識を読み解いてみませんか?

今回のブログでお伝えしたように、
子どもの頃にどんな視点で世界を見ていたか──
それが、今のあなたの仕事のやり方や、人との関わり方に影響しています。

でも、それは無意識のうちに選ばれた“思考のクセ”かもしれません。
実はもっと自由に、もっと力強く生きられる可能性があるのです。

そのヒントが見つかるのが、私が開催している【体験会・体験セッション】です。

「なぜかうまくいかない」
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「自分の本当の強みを知りたい」

そんな方にぴったりの場です。
あなたの中にある“思考のパターン”を見つけて、望む未来への一歩を一緒に探してみませんか?

佐野サヤカ

佐野サヤカ

ビジネスマインドコーチ
フラクタル心理学講師・カウンセラー
歯科医師

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